【ファミリーコンピュータ】スウィートホームを紹介
同名映画が原作の「スィートホーム」を紹介しよう。
ジャンルはホラーRPG。場面によっては謎解き要素もある。
結構古いタイトルなのでおすすめでもレビューでもなく
あくまで紹介ね。今後は古いタイトルはこういう形で
紹介していこうと思う。
ストーリーは間宮一郎というフラスコ画家の作品を取材するために
5人の取材クルーが間宮亭を訪れたところから始まる。
怨念と化した間宮一郎の妻「間宮夫人」により閉じ込められた5人は
館からの脱出を目指す。
基本的には昔よくあった見下ろしのランダムエンカウントのRPG。
仲間同士でパーティを組めるが、一度に組めるのは3人までで
必然的に3人、2人でパーティを組んで進めていくこととなる。
間宮亭を歩いているとおどろおどろしいイントロが流れ戦闘に突入する。
敵は人形、人魂、うじむし、こうもりなどホラーテイストあるものばかり
戦闘は典型的なターンコマンド式。持ってる武器で攻撃力が変わる。
また戦闘中「よぶ」というコマンドがあり、分断されたパーティを呼んで
一緒に戦うことができる。ただしコマンドを選ぶと操作が呼ばれた側に変わり
時間内に呼んだパーティの所までいかなければならない。
また「こころのちから」というものがあり、敵に大ダメージを与えたり
特定のイベントを進行させるのにも必要。
クリアをするのには必須の要素。
5人それぞれに固有のアイテムがあり、ゲームを進めるうえでどれも重要。
記載すると(名前はデフォルト、任意で変えこともできる)
かずお→ライター あきこ→くすりばこ たぐち→カメラ
あすか→そうじき えみ→かぎ
となる。また固有アイテムとは別に自由に持てる枠が2つ。
武器枠が1つそれぞれのキャラにある。
一度に持てる数に限りがあるので状況において取捨選択が重要になってくる。
またこのゲームの最大の特徴として一度死んだキャラは生き返らないという
特徴があるため、仲間を死なせてしまうと一度に持てるアイテムも減るため
必然的に難易度もグンと上がる。
また固有アイテムはそれぞれのキャラしか持てないため、死んだときのために
救済アイテムがある。ライターがわりにマッチとかカギのかわりに針金とかね。
ゲームを進めていくと時折昔ながらのアドベンチャーゲームのような
画面になることがある。大抵は謎解きをする場面で特定のアイテムを使ったり
「こころのちから」などを使うことで謎を解いていく。
例えば館の各所にあるフラスコ画、たぐちのカメラを使うことで・・・・
ゲームのヒントや間宮亭でかつて何があったかなど知ることができる。
とにかくホラー演出に全振りしておりファミコンの限られた性能で
ここまで表現できるのかと感心してしまう。
移動中とつぜんポルターガイスト現象でイスが飛んで来たり、
橋代わりにした板が壊れて仲間が落ちそうになったり、
流砂や水流に流されたりパニックになる要素も多い。
何より恐怖を煽るBGMとSEが素晴らしい。
ビックリ演出しつつしっかりヒントをくれる館に迷い込んだ犠牲者さん。
ちなみにのちに初代PSで同じカプコンから発売された「バイオハザード」に影響を与えたといわれており、ゲームジャンルこそ違えど類似点が多くみられる。
前述した持てるアイテム数に限りがある、死んだ仲間は生き返らないなど。
カギを開けた扉を開く画面。バイオの扉を開く所とそっくり
私がおそらく人生で初めてプレイしたホラーゲームなので、思い出深いタイトルの1つ。
さすがに今やると恐怖感は当時より薄れるが、当時は本当に怖がりながらプレイしたよ。
スウィートホームとの出会いについては以前の記事に簡単に書いてあるので、そちらもぜひ見てもらいたい。
ちなみに1989年の発売以降、移植、リメイク等は一切行われていない。
版権関連でかなりごたついたらしく、おそらく今後もされることはないだろう。
なのでプレイするにはソフトとプレイできる本体が必要なため、少しハードルは
高いがプレイできる人はもし良かったらやってみてはどうでしょう。