短編ながらも怒涛の恐怖演出【 Switch】QuietMansion2(クワイエットマンション2)をレビュー
今回は7/9にニンテンドースイッチで配信されたQuietMansion2をレビュー。短いながらもしっかりと怖い所は押さえていてなかなか面白かった。
ストーリーは過激配信がウリのYouTuberの主人公がとある心霊スポットに動画撮影をしにくという所から始まる。
はっきりYouTuberって言ってるのは結構攻めてるな。
当時開発者は高校生だったらしく若干チープ感はあるもの雰囲気はかなりある。
また息をつかせない怒涛の恐怖演出は結構ドキドキさせられた。
個人製作でこのレベルを作ったのはすごいと思う。
懐中電灯などの概念はないので画面がかなり暗め。それがまた恐怖を引き立てる。
基本的には舞台の洋館内を探索していき、鍵を見つけたりフラグを立てていける所を増やして進んで行く。
当然洋館内は安全ではなく謎の化物が徘徊している。こちらに向かってくる化物に当たると一発でゲームオーバー。
序盤は武器を持って無く逃げることしか出来ない。中盤で銃が獲得出来るが弾はあまり余裕がなく全部の敵を倒してギリギリぐらい。
初回プレイでも1時間かからずにクリアできるるかなりコンパクトなゲームだが、その間はかなり楽しめたし敵が現れるとかかるBGMや時折どこからか聞こえてくる足音や銃声などの効果音の演出もかなり良かった。冒頭でも書いたが恐怖するポイントをうまく押さえられていると思う。
そして何より「シャドーコリドー影の回廊」コラボで「神楽鈴」通称シャンシャンが出てくるのがとても良かった。一部の敵が変わる程度のコラボ内容なのだがファン的には嬉しい。
気になる点としてはやはりボリュームが少し少ない所かな。ただ私はセール期間中に買って480円だったので値段には文句はない。
あとシャドーコリドーモードや高難易度の鬼モードでプレイして、一度ゲームを辞めたりタイトル画面に戻ると次に続きをプレイする時に通常モードになってしまうのは少し不親切だと思った。
まあ2回目以降は一周30分程度でクリアできるので一気にプレイしてしまえばいいだけなのだけどね。
小粒ながら安値でサクッとプレイできるホラーゲームとすればおすすめ。恐怖演出も変にプレイヤーに考察させるようなホラーゲームより、シンプルに脅かしにかかる方が私は好きなのでこういうゲームがもっと増えてもいいと思う。